あらすじ
20XX年。地球は大国同士の全面核戦争によって、破滅の時代が到来した。
かつて、アルベルト・アインシュタインはこう言った。
「第三次世界大戦がどのように戦われるかはわからない。しかし第四次は、石と棍棒で戦われるだろう」と。
その予言は、完全には当たらなかった。
だが、決して外れてもいなかった。
空は灰色に閉ざされ、太陽は力を失い、夏でさえ気温は上がらず、風は冷たく吹き続けた。作物は実らず、世界はゆっくりと、しかし確実に飢えに侵されていった。
やがてこの「核の冬」が明け、日の光が好く当たり、飢えから解放されても、一度崩壊した文明と秩序は戻らなかった。日本には、かつての戦国の世を思わせる、群雄割拠の時代が到来した。
これは、そんな新世界に生きる少年、南条時人の物語である。
本作は現代ファンタジーですが、ファンタジー要素の登場は遅くなります。