あらすじ
30歳のサラリーマン・ヒゲロは、ブラック企業で理不尽なパワハラを受ける同僚を庇った結果、社長とその取り巻きにアメリカンフットボールのようにタックルされ、そのまま異世界へと転移してしまう。
転移先の世界「ラス・ウーパープット・アエックス・トラファー・ティルト・ダプレ・ニャダ」で彼に与えられた能力は、前代未聞の異能──
“Nightmarebending(悪夢具現化)Lv40”。
それは、人間の“恐怖”を現実へと変えてしまう危険すぎる力だった。
だが、その能力を確認した王国の占い師たちは彼を“世界崩壊級の災厄”と断定し、王都から石を投げて追放する。
行き場を失ったヒゲロは、誰からも恐れられる存在として孤独に生きることになる。
しかしそんな彼の前に現れたのは、謎めいた“豊満な貴族令嬢たち”だった──。
彼女たちは彼を保護し、研究対象として扱い始めるが、その目的は単なる興味ではなく、世界の理そのものに関わる危険な思惑へと繋がっていく。
やがてヒゲロは知ることになる。
自分の力は単なる異能ではない。
“誰かが恐れたものを現実にする”ということは──この世界そのものを、無意識に創り変え得るということだった。
そしてこの世界は、まだ誰も知らない“より大きな悪夢”へと繋がっている。