あらすじ

2076年、東京湾岸。 フリーランスエンジニアのナミキ・カイは、十二年間絶縁していた父の死を、午前三時の通知で知った。件名は「所有権移転完了のお知らせ」。父が遺したのは、超高層集合住宅「スカイ・バビロン」八〇階の一室だった。 月額維持管理費、百十二万円。カイの月収は良い月で四十万。しかも法改正により、相続放棄は認められない。 翌朝、建物を訪れたカイの手首に、赤いLEDが埋め込まれた。滞納日数:0。カウントダウンが始まった。

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カクヨム
カクヨム2026/04/28
  • 現在の作品80階の負債 ―― 俺は地面まで降りてみせる