あらすじ

母から託されたのは、七つの窪みを持つ古い陣板と、ひとつの言葉。 ――弟を探しなさい。 幼い頃に生き別れた弟は、西の大きな湖のほとりの城にいるという。 旅人・玄之丞は、酒の入ったひょうたんを腰に下げ、その行方を追って旅に出る。 陣板の窪みに触れるたび現れるのは、恵比寿、大黒天、弁財天、毘沙門天、 福禄寿、寿老人、そして布袋――七福神たち。 漁村の不漁、飢えた村、水を失った土地、力による支配、病に伏す人々。 各地で人々の悩みに向き合いながら、玄之丞は七福神の力を借りて、小さな福をもたらしていく。 やがて明かされるのは、自分と弟に流れる“人と神を結ぶ血”の秘密。 これは、弟を探す旅であり、縁を結び、笑いを集め、自分の生き方を知っていく物語。 七福神とともに巡る、和風幻想譚。

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カクヨム
カクヨム2026/04/27
  • 現在の作品七福陣の解封録