あらすじ

「最近、わたしの尻尾と仲良くしすぎ」 俺のクラスメイト、キマイラ獣人のクララ。 口数が少なくて、無表情で、休み時間はずっと本を読んでいる、純度100%のクール系女子。 そんなクララの背中には、一メートルを超える長さの、ヘビの尻尾が生えていた。 「自我があるもう一人」扱いの、その尻尾。 クララに近づくクラスメイトに威嚇する、鉄壁のボディーガード。 ——でも、俺は知っていた。 こいつ、本当はめちゃくちゃ甘えん坊だということを。 席替えで、たまたまクララの後ろの席になった俺。 ある日、しょんぼりと垂れた尻尾にアメをあげた日から、俺に懐いた。 授業中、机の上にちょこんと頭を乗せて、構ってアピール。 撫でると嬉しそうに目を細めて、頬擦りまでしてくる。 俺はそいつに、クララの尻尾だから「ララ」と名前をつけて、こっそり可愛がる毎日。 けれども、ある日、クララがジト目で俺にこう言った。 「わたしの尻尾、なでなでしすぎ」 「不公平だと思う」 「わたしのことも、なでなでして」 ——気づいたら、クール系のクラスメイトと甘えん坊のヘビ尻尾を、両方なでなでする係にされていた。

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カクヨム
カクヨム2026/04/27
  • 現在の作品クール系キマイラ獣人ちゃんのヘビ尻尾(甘えん坊)を可愛がっていたら、本体に嫉妬されて押し倒され、ヘビ尻尾にも裏切られて同時に襲われる話【俺にだけ愛が重すぎる獣人娘ちゃんとラブコメする短編シリーズ㊵】