あらすじ
乙女ゲームの悪役令嬢エルヴェティアをこよなく愛する「私」は、ある日不慮の事故でゲームの世界に転生してしまう。
しかも転生先は、名前すらない背景モブの「付き人」だった。
「最高だ。推しの隣に合法的にいられる特等席じゃないか」
本来のシナリオでは、エルヴェティアは誰からも愛されず、悲惨なバッドエンドを迎える運命にある。
推しの笑顔を守るため、私は裏方として全力でシナリオのフラグをへし折ることを決意する。
ヒロインにいじわるするイベントを体を張って阻止し、孤立する推しに寄り添い、前世の知識を駆使して暗躍する毎日。
すべては順調に進んでいるはずだった。
しかし、私がフラグを折りすぎた結果、物語は想定外の方向へ。
ヒロインからはなぜか「恋のライバル」として熱い友情を向けられ、他の攻略対象たちも本来とは違う道を見つけ始める。
さらには、絶対に関わるはずのなかった冷徹な王太子アルデウスに、なぜか目をつけられてしまい……。
「君が私の隣にいてくれる限り、私の世界に計算は必要ない」
推しの幸せだけを願っていた名もなき付き人が、自らの意志で運命を切り開き、自分だけの物語のヒロインになるまでの、勘違いと溺愛の学園ファンタジー!