あらすじ
「魔法とは何か」
その問いに、誰もが“技術”と答える世界で——
たった一人だけ、「祈り」と答える男がいた。
王都魔法学院の教師アルド。
正体は、千年前に最初の魔法を生み出した“始原の魔法使い”。
妹を救いたい——その一心で起こした奇跡。
それは術式も理論も存在しない、“感情だけの魔法”だった。
しかし今、魔法省がその“根源”に手を伸ばす。
もしそれが解析されれば——世界中の魔法は崩壊する。
「祈りは、奪えない」
千年を生きた男と、遺された想いを継ぐ少女。
これは、魔法の始まりと終わりに触れる物語。