あらすじ

別れた恋人に、もう会わないと思っていた。 それなのに四か月後の朝、真白はいつものホームで、元恋人・蓮の背中を見つけてしまう。 黒いコート。 右肩だけ少し下がる立ち方。 首元のマフラーを直す癖。 きれいに別れたはずだった。 泣かずに、責めずに、応援するふりをして。 けれど再会した蓮の「元気そうでよかった」という一言で、真白は気づく。 自分は平気だったのではない。 ただ、ちゃんと傷つくことから逃げていただけだった。 言えなかった「行かないで」を抱えたまま、止まっていた朝の橋。 そこから少しだけ、自分の言葉で歩き出す物語です。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/04/27
  • 現在の作品ちゃんと傷つけばよかった