あらすじ

記憶喪失をある種の死と定義することはできるだろう。  間抜けにもバナナの皮で転んで僕は「以前の自分」を失った。    ただそれは悪いことばかりではないようだ。  話に聞く以前の自分は過去に苦しみ、人を遠ざけてばかりだった。  今の僕は苦しみから解放されたことで悩むことはなくなった。友人も増えていった。  記憶喪失を機に手に入れた、らしい、穏やかな日常。  その中で僕は自らに問うことになる。 「僕は幸せになれるのだろうか?」

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カクヨム
カクヨム2026/04/27
  • 現在の作品死ねば幸せになれますか?