あらすじ
熱狂の意志は力を生む
「プロレスは、独りではできない。だが、世界中が敵(ヒール)なら話は別だ」
かつて、地球で「人気の重み」を知りながらも、スポットライトを浴びることなく散った一人のプロレスラーがいた。彼が転生したのは、【観客の感情】が直接的な物理エネルギーに変換される奇妙な異世界。
戦闘力 = 基礎能力×観客補正
この絶対法則が支配する世界で、彼は魔力を持たない「無能」として蔑まれる。しかし、彼は知っていた。「打たれて、耐えて、最後に逆転する」そのカタルシスこそが、人々の魂を最も熱く燃やし、最強の魔力を生むことを。
「熱狂の意志は力を生む
Intense Will Generates Power.」
同じ日に生まれた三つ子の兄弟——。「魅せて勝つ」主人公。「効率で勝つ」次男。「手段を選ばず勝つ」三男。三者三様の「最強」を求め、兄弟たちは世界の熱を奪い合う抗争へと突入する。砂場での首ブリッジから始まり、やがては神々さえも「推し」として介入する銀河系最大のビッグマッチへ。これは、たった一人の「受け身」から始まり、異世界に巨大プロレス団体異世界レスリング・グランド・プロモーション(略称グラプロ )を築き上げる男の、汗と涙と魂の記録である。
「いいか、よく聞け! 俺が、異世界のメインイベントだ!!」