あらすじ
六華国は朴州州牧崔楼(さい・ろう)の残虐極まりない治世に耐え切れずに立ち上がった叛乱軍五百と共に朴州州軍大佐邦秀鈴(ほう・しゅうりん)も叛旗を翻して朴州城に攻め寄せるという大事件が起きた。そこへ偶然、実家に帰省していた六華王国禁軍少尉團亮(だん・りょう)も家族が受けた惨たらしい仕打ちに怒り心頭に発し、崔楼を討つべく邦大佐の軍勢に加わり刃を抜いた。しかし、亮は禁軍少尉という国王陛下直属の軍に属する将校でもある。亮は己れの立場と義憤の間で悩み苦しんだ末に、この叛乱の詳細を王国宰相紅翔(こう・しょう)宛に密書を送り、紅宰相の指示を仰ぐ事にした。返書にはこう書かれていた「朴州州牧崔楼、並びにそれに与する者共を一人残らず討伐せよ。これは勅命である」と。勅命という大義名分を手に入れた亮は「染紅鬼」の二つ名に相応しい戦いぶりで崔楼に与する者共を討伐していくのだった。