あらすじ
気づけば、乙女ゲーム『薔薇のベール・ロマンティア』の悪役令嬢、エリザベート・ソリドールに転生していた霧島澪。
待っているのは、婚約破棄、追放、処刑、一族ごと破滅――ろくでもない行き止まりばかり。
破滅回避のため、婚約者の王子ともヒロインとも距離を取り、あらゆるフラグを潰そうと決意する。けれど、ほんの小さな出来事をきっかけに、物語は思いもよらない形に進んでいく。
そして、幸せを感じる日々のなかで、澪は次第に、自分の中の違和感に気づき始める。
これは、悪役令嬢の結末を覆そうとした少女が辿る、少し歪で優しい終幕の物語。