あらすじ
人助けだけは、なぜか迷わずできる男――中野洸太。
ある日、後輩の恋人をストーカーの刃から庇った洸太は、命を落とした……はずだった。
次に目を覚ましたのは、魔法と魔物の存在する異世界。
森で魔物に襲われていたルークとミーナを助けた洸太は、修道女ソフィアのいる修道院で保護されることになる。
文字も読めず、常識も分からず、剣も魔法も未熟。
それでも洸太は、誰かを助けることだけはやめられない。
助ける側は、助けたことを忘れても。
助けられた側は、忘れない。
これは、人を助けることでしか自分の居場所を作れない男が、
異世界で出会った人々に少しずつ捕まっていく物語。