あらすじ
人の神経に寄生し、宿主を“食べる存在”へと変える死食菌。
その研究を行う医師・芳野木ノ葉は、避難先のシェルターで高校時代の友人・由比綾瀬と再会する。
北国へ逃れた二人は、閉ざされた街で生活を再構築する。
木ノ葉はゾンビの行動を電気刺激で制御する研究を進め、
綾瀬は祖父の店を改装し、小さなレストランを開いた。
やがて木ノ葉は、ある仮説に辿り着く。
「食べるもの」を変えれば、彼らは変わるのではないか。
その仮説のもと、綾瀬に依頼されたのは――
“ゾンビのための食事”の開発。
ためらいのない研究者と、ためらいなく応じる料理人。
二人は同じ場所から、少しずつ逸れていく。
――ゾンビパンデミック×百合×倫理ホラー
毎日11時、21日に更新いたします。
【登場人物】
芳野木ノ葉
主人公。寄生神経学研究室の助手。綾瀬の店の2階で同居している。
由比綾瀬
木ノ葉の同居人。イタリア料理のシェフ。無類の料理好き。頼まれればどんな食材でも料理する。
文学フリマ東京42の新刊本編です。
単行本には綾瀬のスピンオフを掲載しています。
【け-02/ama200deus】にて頒布いたします。