あらすじ
大学二年の吉野瑞希は、人間観察が趣味だ。
最近は、学食で見かけるイケメン四人組を観察することが多い。
ただし中身は全員クズ。
顔がいいだけでなく、揃いも揃って女癖が悪い。
関われば面倒なことになるとわかっているから、あくまで距離を保って見ているだけ。
そのはずだった。
ある日、いつものように眺めていると、視線が交わる。
気づけば観察対象との距離はゆっくりと変わり始めていく。
関わるつもりのなかった相手と、少しずつ近づいていく。
これは、ただ見ているだけだったはずの関係が、少しずつ崩れていく話。