あらすじ

「お前との婚約を破棄する! 領地の実務は全て、愛するマリアに任せることにした」 卒業パーティの場で、婚約者のルークから突きつけられた非情な宣告。 両親も「お前のような可愛げのない娘は不要だ」と私を追い出した。 ――いいでしょう、望み通りにして差し上げます。 私は前世の知識を駆使し、ブラック企業並みの労働環境だった実家の家計を一人で支えていた。 私が消えれば、山積みの負債と、明日が期限の支払い手形を誰が処理するのかしら? 「あとのことは知りませんわ。商人の皆さんの取り立て、頑張ってくださいね」 私は「損切り」を決意し、ホワイトな職場を求めて王都へ。 そこで出会ったのは、国家会計の赤字に頭を抱える「冷徹宰相」レオンハルト閣下だった。 私の「経理無双」を見るなり、閣下は目の色を変えて私を抱きしめる。 「君のような逸材、二度と離さない。給与は望むままだ、ずっと私の隣にいてくれ」 あれ? なんだか過保護すぎる「福利厚生(溺愛)」が始まったんですけど!? 一方、私が抜けて阿鼻叫喚の実家と元婚約者は、今さら「戻ってきてくれ」と泣きついたところで、もう遅いです。

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小説を読もう2026/04/26
  • 現在の作品美貌の妹に婚約者を譲れと命じられた実務家の姉ですが、ブラック実家の裏帳簿を丸投げして辞職しました