あらすじ
「私は、誰にも認識されない。」
高校二年生の朝比奈 澪は、ある日を境にクラスメイトから完全に無視されるようになる。声をかけても反応されず、存在そのものが見えていないかのように。
だがそれは、ただのいじめではなかった。
彼女は世界から少しずつ消えていた。
唯一、彼女を認識できるのは、同じ学校の無愛想な少女・黒瀬 梓だけ。
そして梓は言っていた。
「それ、呪いだよ。――世界に必要とされなくなった人間が、消える呪い」
消えゆく運命の中で、澪は存在する意味を探し始める。
やがて明らかになる、この世界の歪みと選ばれる人間のルール。
そして彼女は選ぶ。
消えるか、世界を壊すか。