あらすじ
人類を魔族の脅威から救う勇者パーティーは壊滅の危機に陥っていた。
女剣士も女魔法使いも女勇者も魔族四天王最強の巨人には勝てなかったのだ。
だから勇者パーティーの荷物持ちである少女ミリファはその身を犠牲にする覚悟で自爆して仲間たちを救った……わけだが、生き残ることができた。
仲間の下に戻ってくるまでに一ヶ月かかってしまったが、荷物持ちがいなくなったところで戦力に影響はほとんどなく、勇者パーティーは魔族の親玉である魔王を倒して世界を救った。
そう、ミリファがいなくても何の問題もなく。
そう思っていたのだが……。
「あんな奴がいなければミリファは死なねーでよかったんです。だから殺す。他者を踏み躙る生き物は一つの例外もなく斬り殺す!!」
「……みりふぁを取り戻す。何を犠牲にしてでも」
「私は勇者。それなのに、本当に守るべきものを守れなかった」
なんだか大切で大好きなミリファの仲間たちの様子がおかしいような?