あらすじ
「はぁ、めんどくさ」が口癖の幼馴染の北条天華は学校でも有名なダウナー系の女子だった。
常に眠そうに開かれた瞳で学校生活を送り、常に気だるげで男子生徒女子生徒共に塩対応をすることで有名でその姿から「物憂げな女神」というあだ名がついている。
だが、みんなは知らない。
学校での彼女の姿は本当の彼女の姿ではないと言う事を。
「大地~なでなでして?」
「……」
そう、物憂げな女神さまは幼馴染のである僕の前ではまったく物憂げな表情なんてしないのだ。
物憂げどころかどこかおっとりした表情を常に向けてくるのだ。
「天華、ちょっとは僕の前でもダウナー系でいてよね」
「なんでそんなことしないといけないの? うちは大地のことが大好きだからこうしてるだけだし」
そう、天華は僕の事が大好きらしくそれ以外には全く持って興味を示さない。
だから、学校ではダウナー系に見えているだけで本当の性格は全くダウナー系ではないのだ。
むしろ正反対と言っても過言ではない。
甘えたがりで可愛らしい性格をしているのだ。
「はぁ、これが物憂げな女神ねぇ」
そんな天華の裏側を知っている僕からしてみれば物憂げな女神という二つ名に違和感しかない。
女神のように可愛いことは否定しないけど、物憂げという面に関してはマジでわからない。
僕の前でそんな様子を見せてくれたことがないからだ。
「そんなの周りが勝手に言ってるだけでしょ。うちが自分で言ったわけでもないし。そんなんはどうでもいいから早く頭撫でて?」
可愛らしくそうおねだりをされて僕は素直に天華の頭を撫でる。
だけど、そんなときに僕は生徒会長の前原静香に生徒会に勧誘される。
いつも二人で過ごしていた放課後が僕の生徒会業務をすることになったがために一緒に過ごせなくなることに。
その日から天華の行動が少しづつおかしくなっていくことに。
そうして始まる愛が重いダウナー幼馴染と過ごす青春ラブコメが始まったのだ。