あらすじ

舞台は雪景色に包まれた、初春の東北地方。 周囲を山に囲まれた、一軒の温泉旅館「朧月荘」。 ある日の早朝、それまで激しく降っていた雪がやみ、天候が回復し始めてきたころ、離れの大浴場で男性客の他殺体が発見された。 犯行推定時刻とその前後、大浴場へ出入りするための二つの扉はどちらも施錠されていなかったことから、単純な事件だろうと高をくくっていた地元警察だが、すぐに捜査は難航することになる。 日本庭園へ通じる扉の外は、降り積もった雪に足跡はひとつも残されていなかった。そして本館と大浴場をつなぐ渡り廊下の扉は、被害者と第一発見者以外に出入りした者がいなかったことを、複数の目撃者が証言している。つまり、犯人はどちらの扉も使わずに犯行現場から消えたことになる。そう、大浴場は物理的には鍵が掛かっていなかったが、状況的には完全な密室だった。 はたして犯人は被害者を殺害した後、一体どうやって現場から立ち去ったのだろうか? 旅行で朧月荘を訪れていたことから、偶然、殺人事件に巻き込まれることになった美人女子大生探偵が、冬の温泉宿で起きた雪の密室殺人の謎に立ち向かう。 —————————— 直球ど真ん中、コテコテの本格ミステリーです。

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エブリスタ
エブリスタ2026/04/25
  • 現在の作品朧月荘の殺人