あらすじ

公爵令嬢マリエッタは、十七回目の人生を生きている。これまで全ての周回で、毒・刃物・断罪・事故と、ありとあらゆる方法で殺 されてきた死に戻り悪役令嬢である。 十六回目の最後で全てを諦めた彼女は、今回こそ「優雅に紅茶を飲んで、優雅に断罪されて、優雅に死のう」と覚悟を決めて目覚め た。——のに。 侍女は枕の下のナイフを下げて優しく薔薇茶を淹れてくれる。父は娘の心配をしてくれる。婚約者の王太子は耳を赤くして「髪型が 可愛い」と呟き、敵だったはずの聖女は手作りクッキーを携えて「お友達になりたい」と頬を染める。 罠だ、絶対に罠だ——疑心暗鬼で警戒し続けたマリエッタは、ついに王太子から噴水の前で真っ直ぐな告白を受け、十七人生分の感情 が決壊して泣き崩れる。 その夜、寝台の中で彼女はようやく気づく。前世まで全部、自分がちょっと性格悪かっただけ、では? ——気づくの、十七回目。 やり直し系悪役令嬢の、ほんわか自覚オチ短編。

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小説を読もう2026/04/26
  • 現在の作品死に戻り悪役令嬢ですが、今回だけ世界が優しすぎる