あらすじ
ある日、神谷の職場で一人の同僚が亡くなった。
原因不明の急死。
それだけなら、ただの不幸な出来事だったはずだった。
だが、その死には奇妙な共通点があった。
亡くなる直前、被害者は「あるメッセージ」を受け取っている。
差出人不明。
内容は——“助けを求める言葉”。
しかも、その文章は
既に死んだはずの人間の言葉で送られてくる。
やがて神谷の周囲でも、同じような死が続き始める。
返信した者は、壊される。
無視した者は、ゆっくりと死ぬ。
そして——拒絶した者は、“見えない何か”に襲われる。
逃げ場はない。
誰にも見えない。
だが、確実に“それ”は存在する。
これは、助けを求められなかった“何か”が、
人間の選択をなぞるように奪っていく物語。