あらすじ
眠れぬ病に苦しむ男と、かつて母に売られ娼婦として生きた過去を持つ女が、縁側で語り合う物語。
二人はそれぞれ異なる人生を歩んできたが、共に死を望んだ過去を抱えていた。
語り合う中で互いの苦しみを理解していくものの、どこか噛み合わない違和感が残り続ける。それはまるで、現世と黄泉の世界の隔たりのようだった。
決して交わるはずがない二人が、月が浮かぶこの夜だけは寄り添い合う。
昔、織田作之助青春賞の4次選考に進んだ?通過した?(4、5年前なので忘れました、、)作品に加筆、修正を行ったものです。
美しい物語になってくれていることを祈っています。
よろしくお願いします。