あらすじ
君のような価値のない女は不要だ。いいえ、価値がないのは星1.2のあなたの方です。
卒業パーティーの最中、第一王子ユリウスから無実の罪で婚約破棄を突きつけられた公爵令嬢エミリア。しかし、彼女は悲しむどころか、冷ややかな視線で王子を見つめていました。
一ヶ月前、エミリアは他人の頭上に「全人類からのカスタマーレビュー」が見えるという奇妙な能力に目覚めていたのです。
元婚約者のユリウスは、総合評価が星1.2。レビュー内容は、浮気性、モラハラ、不良債権といった酷いものばかり。
浮気相手のマリアは、総合評価が星1.5。レビュー内容は、悲劇のヒロイン症候群、泥棒猫。
お似合いの低評価カップルね。
エミリアは即座に婚約破棄を受け入れ、これまで公爵家が肩代わりしていた王家の借金を一括返済するよう突きつけます。
逆上した王子が暴力を振るおうとしたその時、彼女を救ったのは死神公爵と恐れられるルードヴィヒ大公でした。
誰もが震え上がる冷酷な彼を、恐る恐る見上げたエミリアが目にしたのは。
ルードヴィヒ大公は、総合評価が星5.0の最高級物件。
さらにレビュー詳細には、エミリア嬢が可愛すぎて死ぬ、全財産を貢ぎたいという、本人の鉄面皮からは想像もつかない激重な溺愛本音が溢れかえっていて。
不良債権のクズ王子を損切りし、最高評価の旦那様である不器用大公と幸せを掴み取る、痛快な逆転溺愛ラブコメディ。