あらすじ

「この世界は、神の書き損じで満ちている」 ​そこは、あらゆる文字列の組み合わせを収蔵する『無限図書館』。だが、その実態は宇宙の原子数すら凌駕する、意味を持たない「記号の瓦礫」が積み上がる巨大なゴミ箱だった。 ​司書のレトは、本に触れるだけでその「価値」を判別し、消去する不遇の権能【一瞥廃棄(グリフレット)】を持つ。周囲から「歴史の破壊者」と蔑まれながらも、彼は一人、情報の海から「意味」の残滓を拾い集めていた。 ​そんなある日、傲慢な支配者ゼノスが現れ、司書たちに死の宣告を突きつける。 「三日以内に『世界の真理』を見つけ出せ。さもなくば、全員を本へ変える」 ​絶望的な確率の壁を前に、レトの権能が牙を剥く。 不要な情報を削ぎ落とし、宇宙を最適化(デバッグ)した先に、彼はこの世界の「正体」を見ることになる――。

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カクヨム
カクヨム2026/04/25
  • 現在の作品​『無限図書館』の掃除係 〜神の書き損じを消去し続けたら、世界の管理権限を手に入れた〜