あらすじ

文化祭を一週間後に控えた淀嶋高校。 興味の薄いまま日々をやり過ごしていた三年生の斗風は、後輩ミナに誘われ、お化け屋敷の手伝いをすることになる。 そこで語られる、ありふれた怪談――「トイレの花子さん」。 三階の女子トイレ、三番目の個室。 呼べば現れ、返事を聞けば“連れていかれる”。 だが、斗風は気づき始める。 その“恐怖”が、どこか不自然であることに。 同じ頃、クラスでは静かな優等生・和島さんの存在が、なぜか彼の中で引っかかり続けていた。 誰の告白も受け入れない彼女。 けれど確かに、彼女は“こちらを見ている”。 見えないものは、本当に存在しないのか。 それとも――見えていないふりをしているだけなのか。 文化祭の夜、すべての違和感がひとつに繋がるとき、彼は“花子さん”の正体と、自分の感情の行き先を知る。 これは、怖くないはずの怪談から始まる、少しだけ不器用な恋の物語。

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カクヨム
カクヨム2026/04/25
  • 現在の作品文化祭でお化け屋敷に入ったら花子さんと付き合えた話。