あらすじ
最初は、ただの隣人だった。
築年数の古いマンション。廊下は昼でも少し薄暗い。
凛花はゴミ袋を持ってエレベーターを待っていた。
扉が開く。
そこに、男が立っていた。
派手ではないが、どこか日本人っぽくない顔立ち。
それでも映画の俳優ほど濃くはない。
街にいれば「ちょっと外国っぽい人」で終わる程度。
「おはよう」
低い声で、それだけ言ってすれ違う。
その後も何度か顔を合わせた。
ゴミ捨て場。廊下。自販機の前。
ただの“よくいる隣人”のはずだった。
ステファノ・コンテ お隣さん 見た目35歳くらい 謎の外人
立花凛花 社畜OL 九州出身 酒好き