あらすじ

第二王子エドガーは、顔だけは完璧な王子である。 ただし中身は、自分の失言も暴言もすべて「愛」と解釈する、救いようのない勘違い王子だった。 そんな彼の側近クラウスは、毎朝胃薬を飲みながら、殿下の発言を人の言葉へ翻訳する日々を送っている。 そして今日も、婚約者リーゼロッテとの定例茶会が開かれる。 才色兼備の侯爵令嬢リーゼロッテは、優雅な微笑みの裏で、第二王子の失言を三十一巻にわたって記録し、鞄には法令集、撤回文、そして折りたたみ式の小型ナタを忍ばせていた。 暴言を吐く王子。 即座に訂正する側近。 静かに証拠を積み上げる婚約者。 これは、殺意すら愛だと勘違いする第二王子と、胃痛持ちの側近と、法とナタで追い詰める婚約者による、王宮茶会系ギャグ短編である。

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小説を読もう2026/04/25
  • 現在の作品婚約者にナタを突き立てられた第二王子、「愛が深いな」と勘違いする