あらすじ
今日はジョナサンだった。
じゃ862円ね。
月に一度くらいの4人のお茶会
仲良しのフリをしていた。
時々欠席する人がでては
その人の事を小さいトゲで
さっと誰かが会話に交えた。
それでも帰りには
あー、楽しかったぁ
発散になるよねー
などとお互い挨拶のように必ず言った。
必ず。
注文の時、私こー言うの苦手 とみゆきはいつも
やらない。他の三人は面倒だと思いながら
近くに座った人がやっていた。
送信ボタンを押す、まさにその時
「クーポンある!みんな使って」
とみゆきが言った。
‥え? タイミングが悪い
それでも安くなるならと
また、最初からやり直す。
当てはまるクーポンはなかった。
みゆきは謝るどころか
このクーポンのやり方が汚いと
不満を漏らした。
子供の事、夫の事、安いお店の事
毎回同じような事を話していたが
内容はその都度細やかに違った。
仕事をしているのは私だけ。
時々は疎外感があり
ちょっと違うな とも感じた
一人になる勇気がなかった。
みゆきは携帯で伝票を計算して
4で割った。素早かった。
あきこはティラミス
みゆきはプリンアラモード
私ともう一人はプリン。
みゆきはお釣りは38円ね
あけみは138円
みゆきはピンクのエナメルがピカピカひかる財布を出した。
小銭をテーブルの上にならべて
手際よく采配を振るっていた。
伝票をもってレジにいく。
スタンプカードの様なものと
Dポイントをすかさず出していた。
そしてサッと携帯をしまった。
お人よしのあけみが ありがとうと言った。
私達も遅れてありがとう と言った。