あらすじ

「まぬけ鳥(ブービー)を数えろ。それが艦長命令だ」 帝国海軍の若き代将ディエゴ・アゾールは、最果ての海で「鳥好きの阿呆」と蔑まれていた。 一隻のフリゲート艦『トリアンファドラ』を任された彼に、周囲は「没落した名家の残滓」と冷笑を浴びせる。 だが、ディエゴが空白の海図に描き込んでいたのは、海鳥の飛行曲線から導き出された”死の航路”だった。 標的は、リヴォルタ連合から「私掠免許」を与えられた最凶の海賊マスティノ。 数で勝るマスティノに対し、ディエゴが仕掛けたのは、砲火を交える以前の「毒餌」だった。 カビた食糧、偽りの物資、そして空を舞う海鳥の習性。 計算し尽くされた知略の包囲網。 だが、追い詰められたマスティノが選んだのは、船体そのものを牙とする決死の接舷戦だった。 轟音とともに重なる舷側、飛び交う木片。 知略の天才ディエゴは、自ら剣を手に取り、血の匂い渦巻く「殺し合い」へと身を投じる――。

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小説を読もう2026/04/25
  • 現在の作品帝国海軍の鳥好き代将 〜まぬけ鳥を数えて汚名を被っていた将校、海賊艦隊を粉砕する〜