あらすじ
「なに、初芝またフラれたの」
3回目の失恋を迎えた俺の前に現れたのは、”失恋友達”とでもいうべき存在、竹田千草だった。
竹田は名実共にクラス1番の美少女なのだが……
SNSは四六時中チェック。
どこに行くにしたって尾行してくる。
そのあまりにも強すぎる"ヤンデレ気質"のせいで、恋愛においては俺と同じレベルのクソ雑魚なのだった。
「人を愛するコトって、そんなにいけないことなんかなぁ」
「お前の場合は愛しすぎがよくないんじゃないか」
「全ての男が初芝みたいに蛙化させてくれる人だったらいいのにね」
「やかましいわ」
いつものやり取りを重ねるうちに気付く。
ワケありな俺たちの、意外な相性に。
「……あー、じゃあ初芝を彼氏にしちゃえばいいのか」
そんな消去法から始まった、俺たちの"恋愛共犯関係"。
しかし、いつの間にか予想もしなかった方向に俺たちの関係は進んでいき……。