あらすじ

2036年。世界は『高性能AI購入ライセンス』という名の神様を売り出した。 購入条件の最低価格は、一億円。 持てる者はAIによってさらなる富を築き、持たざる者はAIに仕事を奪われ、かつての「当たり前」すら買えないほどに没落していく。 運良くライセンスを手にしたカメラマンの「僕」は、没落した元エリートたちの惨めな姿を撮ることで生計を立てていた。 きっかけは、僕は低所得者層の吹き溜まりで、一人の少女に出会った事だった。 「安全な空気を吸って、好きな人と一緒に老いて死にたい。ただ、それだけなんだ」 歪んだ世界で、眩しいほどの覚悟を抱く彼女。 未来を見通すレンズなんて持っていない僕にできるのは、彼女の行く末を――その『光』を記録することだけだった。 金がすべてを支配する時代の、とある少女とカメラマンの記録。 ベーシックインカムの話を偶々聞いたので書いてみた。※あくまで想像です。

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カクヨム
カクヨム2026/04/24
  • 現在の作品一億円の神様 ―― 2036年、神に歯向かう少女の記録。