あらすじ

少年は、麗しき竜の姫に誓いを立てる。 ――俺は、盗賊王になる。 極東の「シノビ」に源流を持つシーフの一団がある。 彼らは「竜鈎組《りゅうかぎぐみ》」と名乗り、守護竜の一族・ノルシェールの加護の下、峻険たるレストエッジ峡谷に居城を構えていた。 ある年の夏、成り金地主から「盗み」を働くべく現地入りした竜鈎組の「盗み手」、ラグ・トレヴァ。 彼は冷酷で容赦のない仕事をこなす中、地主が執心する宝と遭遇する。 その宝とは、ふるさとを奪われ、尊厳さえも金で買われたエルフの少女だった。 この一件を機に、ラグは生国であるノルスコーグ王国とその周辺できな臭い気配を感じるようになる。 それは、どうしようもない時代の唸り、それが間近に迫っていることを意味していた。 竜姫が戴冠せしむるとき、世を治る技を能う十人の王――十技王(テン・コマンド・キング)が現れるとき。 同時に、恐るべき「魔竜」とその「主」が深淵より這い出る――。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/04/24
  • 現在の作品竜鈎のテューヴェネ ― 戴冠の竜姫と十人の技王 ―