あらすじ
「血を吸うなんて野蛮な真似、死んでもごめんだわ。……想像しただけで気分が下がる」
魔族、天族、妖族。多種多様な種族が集う特級学園において、力の絶対基準である『階位』。
混血の吸血鬼である少女・シャルルは、入学式の測定儀式でエラーを起こし、最低ランクの【階位なし(アンランク)】と認定されてしまう。
純血至上主義の吸血鬼エリートからは「血も吸わない出来損ないの忌み子」と嘲笑われ、学園から追放されかけるシャルル。
しかし、彼女は気づいていなかった。
相反する三つの力(魔・天・妖)を体内に宿す彼女が、ただ生きているだけで圧倒的なマナを消耗する『極悪な燃費』と引き換えに、防御不能の最強の力『絶対階位(ティア・ゼロ)』を秘めていることに。
「……はぁ。埃が立つじゃない。少しは加減なさいよ」
超省エネで無気力な「やれやれ系」のシャルルだが、彼女を慕う4人の個性豊かなヒロインたち――からかい上手の妖狐、無感情な機械メイド、ハイテンションな天使、クーデレなサキュバス秘書――のピンチには、冷酷で圧倒的なイケメンっぷりを発揮して敵を蹂躙していく。
これは、血を嫌う不器用な吸血鬼が、ヒロインたちとの極限のスキンシップを経て真の力に覚醒し、傲慢なエリートたちに極上の「ざまぁ」を与え続ける物語。
全種族のトップをねじ伏せ、最終的に『絶対神』として崇められるシャルルだが……
「権力なんて面倒くさいわ。私はこの子たちとダラダラしたいの」
すべての地位を放棄し、ちゃっかり貰い受けた首都のど真ん中の超巨大神殿で、ヒロインたちに甘やかされながら極上のVIPスローライフを満喫するのだった。