あらすじ
伯爵令嬢オルガ・レインフォードは、王都の夜会で婚約者セドリックに一方的な婚約破棄を告げられる。理由は異母妹ミレーユとの「真実の愛」。だがその場で、彼の兄である侯爵家長男ヴィクトルが割って入り、「なら彼女は俺がもらう」と宣言する。突然始まった逆転劇に戸惑いながらも、オルガは彼の手を取る。翌日、後悔した元婚約者が復縁を求めて現れるが、オルガはきっぱり拒絶。奪ったはずの妹も崩れ、二人は自滅していく。捨てられたはずの令嬢は、最初からすべてを見抜いていた男に選ばれ、逃げ場のない溺愛に囲い込まれていく――。