あらすじ
「智恵さんの脚……あの絵の脚に似てますね」
後輩の相田から囁かれたその一言が、清楚な先輩・智恵の穏やかな日常を狂わせていく。
彼がギャラリーで目にしたのは、椅子に座る全裸の女性。足元にだけ白いソックスを履いた、あまりに無防備で生々しい「作品」だった。
オフィス、給湯室、そして誰もいない会議室。
智恵は、相田の熱い視線が、自分の黒タイツの膝や足首をなぞるたび、自分でも驚くほどの熱を身体の奥に自覚し始める。
「相田くん……そんなに見られると、私、変な気持ちになるよ」
「……綺麗すぎます。智恵さん。もっと、ちゃんと見せてください」
最初は羞恥だった。けれど、公園のベンチで差し込む午後の光に導かれ、智恵は自ら「脚」をさらけ出していく。
「見るだけで終わらせる」という約束。
だが、静寂の展示室で、彼女が自らパンティを脱ぎ捨て、「白ソックス」だけで椅子に座ったとき、二人の関係は後戻りできない一線を越えて――。
視線によって心を暴かれ、欲望という名の蜜に染まっていく女。
一人の男の執着によって、ただの先輩から「至高の被写体」へと堕ちていく、官能のオフィス・ロマンス。