あらすじ
元同級生は、世界的画家になっていた。
フランスを拠点に活動する画家・九條仁。
絵を手放し、広告業界でアートディレクターとして働く高橋湊。
かつて同じ美大で絵を描いていた二人は、今ではまったく違う場所にいる。
――もう関わらないはずだった。
再会は、仕事として。
それで終わるはずだったのに、
距離を取ろうとするほど、仁はなぜか踏み込んでくる。
見ているくせに、なぜ離れる。
その視線だけが、あの頃と同じままで。
関わるほどに、手放したはずの感情が揺れていく。
――距離を取るほど、執着される。
逃げ場のない恋の物語。