あらすじ
友達もいない。
彼女なんて当然できたこともない。
毎日コンビニ飯を食って、静かに生きていくだけだった陰キャ高校生の俺。
——なのに。
「先輩って、ほんと私がいないと、すぐにでも死んじゃいそうですよね」
学校一の人気者で、読者モデルもやっている清楚系美少女後輩・白雪結愛だけは、なぜか毎日俺に絡んでくる。
みんなの前では完璧な優等生。
けれど二人きりになると、
「他の女の子と仲良くしないでくださいね」
なんて笑顔で釘を刺しながら、勝手に家に上がり込み、料理を作り、朝は起こしに来て、ネクタイまで結んでくる始末。
しかも距離感が近すぎる。
耳元で囁く。
膝枕してくる。
甘やかしてくる。
なのに煽りは全力。
「先輩って、ほんと雑魚ですね」
……可愛い。
めちゃくちゃ可愛い。
でも時々、その笑顔の奥がちょっと怖い。
これは、陰キャな俺が、
“俺にだけ重すぎる”学校一の美少女後輩に、じわじわ囲い込まれていく物語。