あらすじ
レンの一言――
「スーの赤ちゃん産みたい」
その言葉は、スコールの時間を止めた。
王立騎士として、夫として、そして“父になるかもしれない男”として。
喜びと不安、覚悟と恐怖が一気に押し寄せ、スコールは初めて自分の弱さと向き合うことになる。
一方レンは、ルーカスから受け取った“命を迎える覚悟”を胸に、
スコールと真正面から話すことを選ぶ。
家族に支えられ、
サクの不器用な父心にぶつかり、
レナードとエイデンの現実的な助言を受け、
そしてレイジの冷静すぎる分析に震えながらも――
二人は「家族になる」道を、少しずつ形にしていく。
妊娠という奇跡。
守る命が増えるという現実。
そして、夫婦としてさらに深まっていく溺愛と絆。
料理は今日も食卓を満たし、
笑いと涙が同じ屋根の下で交差する。
これは、
恋人から夫婦へ、夫婦から“親”へと進んでいく物語。
そしてスコールはついに答えを出す。
――「一生、俺の隣にいてくれ。三人で生きよう」
愛と覚悟が試される、
家族の物語・第5巻