あらすじ
「秒で食いました! おかわり、ありますか?」
食品会社の企画室で働く日名子(28)の隣に越してきたのは、身長190センチの大型犬……もとい、プロ野球レッドキャップスのドラフト1位投手・大泉亮太(26)だった。
かつての新人王も、今は怪我で三軍落ち。
元婚約者には愛想を尽かされ、豪華なマンションの部屋は湿布やサポーター、それにコンビニ弁当の空き殻だらけ。
そんな「どん底」の彼を見かねた日名子は、ついお節介グセが発動し、自分の夕ご飯予定の雑炊を差し出してしまう。
「俺と結婚してくれませんか?」
それだけでプロポーズ?
タッパーひとつの「雑炊」から始まった、崖っぷちエースとアラサー女子の奇妙な同居(?)生活。
高タンパク・低脂質な献立で彼の身体を再構築するうちに、熱を失くしかけていた亮太の瞳に再びエースの光が宿り始めて――。
無邪気な大型犬のストレートな好意に、鉄壁のアラサー女子の心も揺れ動く?
再起をかけた「胃袋」からの逆転劇、開幕!
小説の内容はフィクションです。