あらすじ

異世界の魔法学園へ入学した少年、レクト。 彼は“氷属性”として入学したものの、 周囲の魔法使いたちとは決定的に感覚がズレていた。 詠唱? 魔法陣? 術式構築? そんなもの、必要あるのか? レクトにとって魔法とは、 「熱を抜けば冷えるし、戻せば温まる」 程度の自然現象でしかない。 しかしその“当たり前”は、 この世界の魔法体系を根本から逸脱していた。 水を一瞬で凍らせ、 空間ごと涼しくし、 火属性の熱すら相殺し、 本人は無自覚のまま周囲を混乱へ叩き込んでいく。 そんなレクトの周囲に集まってきたのは、 暑さに弱すぎる元気娘ミーナ、 氷魔法ガチ勢すぎて胃を痛める秀才クラウス、 暑苦しい火属性バカのバーン、 そして死んだ目をした研究者ハイゼル。 気づけば学園の研究室は、 「謎の超快適空間」と化していた。 今日も研究室では、 誰かが床で涼み、 誰かが理論に発狂し、 誰かが火を出して怒られ、 誰かが居眠りしている。 世界の魔法理論を揺るがす存在が、 だいたい冷房扱いされている物語。

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小説を読もう2026/05/18
  • 現在の作品氷魔法はワケが違う