あらすじ
子爵家の次男レイン・アルヴェルトは、戦いに向かない“外れ”と蔑まれ、辺境へ追放されてしまう。
送り込まれた先は、魔物被害と不作に苦しむ滅びかけの寒村ヴァルゼア。誰もが見捨てたその土地で、レインは自分にだけ、傷ついた土地の異変がわかることに気づく。
その力を頼りに、枯れた土地を立て直し、村の暮らしを少しずつ取り戻していくレイン。やがて彼のもとには、行き場をなくした冒険者や職人たちが集まり、辺境はわずかずつ活気を取り戻し始める。
だが、その変化はやがて王国すら無視できないものとなっていく。かつて彼を見捨てた実家、辺境を食い物にする貴族たち、そして土地に隠された大きな秘密。
これは、役立たずと呼ばれた少年が、見捨てられた辺境を自らの手で蘇らせ、やがて王国の命運を握るまでの成り上がりファンタジー。