あらすじ
就活に失敗し、どこか停滞した日々を送っていた青年・高瀬悠真。
ある夕暮れ、人気のない田舎道で彼は銀髪の少女フィリアと出会う。
バニーガールと西洋甲冑を融合させたような奇抜な衣装をまとった彼女は、悠真を見るなり剣を抜き、「死んでもらう」と告げる。
フィリアの世界では、人々を恐怖に陥れる怪物《黒禍獣》が出現していた。その原因は、異世界――つまり悠真の“黒い欲望”が流れ込んでいることにあるらしい。悠真を殺せば怪物は消え、世界は救われる。
しかし、悠真には謎の力が宿っていた。
フィリアの剣を見えない障壁が止め、さらに“動くな”と念じれば彼女の身体を拘束できる。怪物との戦いでは、フィリアを異常なまでに強化することすらできた。
力を使い果たし気絶したフィリアを、悠真は放っておけず自宅へ連れ帰る。
そこでフィリアはもう一つの事実を打ち明ける。
欲望を完全に消す必要はない。適切に発散させれば、《黒禍獣》の力は弱まるのだと。
その“欲望管理任務”のため、アイドルのように民衆を鼓舞する《聖装騎士団》の一員である彼女が派遣されたのだった。
これは、
“世界を滅ぼしかねない青年”と、
“彼を殺しに来たバニー騎士姫”が織りなす、
異世界ラブコメファンタジー。