あらすじ
超理系高校生・朝倉玲奈は、友人に連れられて行った陸上大会で“棒高跳び”に出会う。
ビルに囲まれた都会の空へ、一瞬だけ飛び立つ選手たち。その中でも神崎悠真の跳躍は、玲奈の心を大きく揺らした。
もっと知りたい――その気持ちだけで陸上部のマネージャーになった玲奈だったが、悠真と関わるたびに、自分でも理解できない感情が増えていく。
全てを数学で考えてきた彼女にとって、“恋”はあまりにも非合理だった。
しかし、全国大会を目前に悠真が怪我をしたことで、玲奈は初めて知る。
人を想う気持ちは、理論だけでは説明できないのだと。
これは、「答えのない感情」を知っていく、少し不器用な青春恋愛小説。