あらすじ
(角川つばさ文庫小説賞用のあらすじのためネタバレの可能性注意)
僕は浅井湊、児童養護施設で暮らしていて昨日快晴学園っていう中高一貫校の中等部に入学したよ!!
まぁ、小学校での同級生もいっぱいいるから正直代わり映えしないんだろうなって思ってた
そこで出会ったのはなんだか不良(?)みたいなオーラを放つ神谷紬さん、彼女と先生の手伝いで荷物運びをすることになった
すると、
「・・・君、うるさいよ」
喋ってないよ!!?そう思って何がうるさいのか聞いてみたらなんと彼女は人の感情が『聞こえる』得意体質らしい
それで僕から聞こえてくるのはとてもうるさいノイズらしい
でも、感情がノイズの人は僕を入れても数人にしか会ったことがないから原因は不明
なぜ感情がノイズになるのか調べるべく、彼女はしつこいくらいに僕につきっきりで観察してきた
でも、僕に出来ることはないのかもしれない
だから僕はそういう観察とかは断らなかった
そういうふうに過ごしていたら、彼女から一緒に帰ろうと言われて神谷さんとクレープ屋とか人気なカフェに行ったりしてとっても楽しかった!!
そしたら神谷さんから
「微かだけどノイズ弱まってる」
って言われた
楽しかったらノイズ弱まるのかな?
じゃあやっぱり『あれ』が原因かな・・・?
僕は小学生の頃からいじめられていた
理由は『施設の子』は不衛生や不良の子ばかりと思われていたからだ
正直、僕にはほとんど関係なかった
だからなんで僕ばかりいじめられるんだろうってずっと思ってた
それで理由を聞くと『僕が一番弱いから』らしい確かに僕は弱い
だからその言葉になにも反論出来なかった
この事が神谷さんが聞こえる『ノイズ』の正体なら、早く神谷さんに言えばいいだけ
でも、僕には出来なかった
なんでだろう?
僕が弱いから?神谷さんが離れるかもしれないから?怖いから?
そんな問いに僕の心は答えてくれなかった
ただ、今のこの楽しい時間をずっと感じてたいと思った
神谷さんは僕にとってかけがえのない友達、そう思いたい