あらすじ
桜が咲く頃、人生にどこか諦めを抱えながら生きていた28歳の青年・大城星は、一人の女性と出会う。
「今年は例年よりも早く咲くみたいですよ」
そう声をかけてきた花山月乃は、笑うとえくぼが浮かぶ綺麗な女性だった。
春の約束。
何気ない会話。
少しずつ近づいていく距離。
月乃と過ごす時間の中で、星の止まっていた世界はゆっくり色を取り戻していく。
しかし、幸せな日々は突然終わりを迎える。
残された約束。
消えない後悔。
そして、“えくぼ”に隠された秘密。
「また来世でも会えるように、私、何度でも頑張るよ」
桜が繋ぐ、
切なくも美しい純愛物語。