あらすじ
王都で“荷物持ち専門”のFランク冒険者として働く青年・カイル。
戦えない、才能がない、雑用しかできない――そう馬鹿にされながらも、彼は今日も黙々と荷物を運び続けていた。
しかし実は、彼には誰にも知られてはならない秘密があった。
その正体は、かつて王国が極秘裏に生み出した“十三番兵器”。
災厄級魔物すら単独で制圧できる、規格外の存在だったのだ。
本人はただ平穏に働きたいだけ。
だが、行く先々で魔物災害、ダンジョン崩壊、王国級の危機に巻き込まれ、そのたびに“ついで”のように片付けてしまう。
そして周囲は少しずつ気付き始める。
――Fランク荷運びの動きじゃない。
これは、無自覚最強の青年が、“荷物運び”のまま世界の常識を壊していく、実力隠し系ダークファンタジー。