あらすじ
伯爵令嬢であるミリシャ・ロックウッドは、本日の舞踏会で、幼馴染でもあるオクタヴィアス侯爵家長男、ライオット・オクタヴィアスと婚約を発表する予定であった。
しかし、ライオットとの婚約が発表されたのは、ミリシャではなく、同じく幼馴染で侯爵令嬢のセレーネ・ゼクスであった。
困惑するミリシャは、舞踏会が終わると同時に、二人に説明を求める。
しかし、ミリシャに待っていたのは二人の冷ややかな対応。
ミリシャは絶望する。婚約を知らない間に破棄されたこともそうだが、何より、あんなに仲が良かった二人が、あんな態度を自分に取るなんてと。
後日、送られてきた婚約解消の書類を前に、ミリシャは考える。
あの時はショックで何も考えられなかったが、冷静に考えると、二人の態度がおかしいことに。
考えた末、事件の発端はセレーネにあると考えたミリシャは、次の舞踏会で彼女の真意を知りに行くのだった。