あらすじ

冬になっても大学の新入生気分が抜けない十八歳の「僕」は、密かにサークルの美人の「先輩」に恋をしていた。 ​サークルの飲み会の帰り道、どういう風の吹き回しか先輩と二人きりで喫茶店に入ることに。 ​格好をつけたくて、苦手なブラックコーヒーを平然を装って飲み干す僕。 そんな僕を見て、意味ありげに微笑んだ先輩は、 自分の真っ赤なリップがついたカップを差し出してきて――。 ​「飲んで――」 ​艶やかな一言に誘われ、僕が知った「恋の味」。 それは砂糖の塊のような甘さの底に、底知れない苦味が沈む、一杯のコーヒーのようで。 ​終電十分前の喫茶店で繰り広げられる、ビターで少し大人の恋愛短編。 約6000文字・完結済み

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カクヨム
カクヨム2026/05/17
  • 現在の作品終電十分前、喫茶店にて