あらすじ

昼と夜の狭間には、もうひとつの世界がある。 その名は――幽世。 そこには、人の恐れや未練から生まれる“お化け”が存在していた。 弱いお化けは夜にしか現れない。 だが、強いお化けは現世“常世”に留まり、人知れず人々を襲う。 ある夜、女子小学生・宵町カクリの姉が謎のお化けに襲われる。 姉を傷つけた怪異を探すため、夜の街へ踏み出したカクリ。 しかし、お化けに対抗する術を彼女は持たなかった。 そんな中、導かれるように辿り着いたのは、忘れ去られた廃神社。 そこでカクリは、自らを“神”と名乗る喋る鋏と出会う。 「はっちゃん」と名付けたその鋏は、幽世を断つ力――《巨大断ち鋏》を秘めていた。 夜の住宅街。 誰もいない公園。 午前零時の学校。 街の闇に潜む怪異たち。 これは、小さな少女が“夜”を歩く物語。 怪異を断ち、幽世を越え、姉を襲ったお化けへ辿り着くために――。

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小説を読もう2026/05/17
  • 現在の作品幽世断ちのカクリ 〜宵町カクリは夜を歩く〜